サステナビリティ / 森と生きる
サステナビリティ哲学
夢織り杉の森が立つこの土地は、数百年の歴史を持つ杉の大木たちが育んできた、かけがえのない生命の場所です。私たちは、この森の一時的な守り手として、次の世代にその豊かさをそのまま、あるいはより豊かな形で引き継ぐ義務があると考えています。
施設の設計から日々の運営まで、すべての選択において私たちは問い続けます——「この森は、私たちのこの行為をどう思うか」と。自然を単なる「資源」としてではなく、私たちが共に生きるパートナーとして敬い、その健康と多様性を守ることが、夢織り杉の森が存在する理由そのものです。
"The forest is not ours to own,
but ours to protect."
森は私たちのものではなく、
私たちが守るべきものです。
— 夢織り杉の森 創業理念
私たちが取り組むサステナビリティ
100年後の子どもたちへ——それが私たちの合言葉です。施設内の杉林約30ヘクタールを保護区域と定め、樹木の伐採を最小限に抑えています。毎年春と秋に森林調査を実施し、樹木の健康状態を監視。枯れ木は腐葉土として循環させ、新たな生命の土台となります。地域の林業専門家と連携した間伐プログラムにより、森全体の光量と通気性を適切に管理しています。
廃棄物ゼロへの取り組みは、食材の調達から廃棄に至るすべての工程で実践されています。生ゴミは施設内のコンポスト設備で堆肥化し、野菜や花壇の土に還元。プラスチック製品はすべて廃止し、自然素材や再生素材への転換を完了しました。ご宿泊のお客様向けのアメニティは詰め替え可能なガラス容器を採用し、使い捨てを徹底排除しています。
施設の電力の85%を太陽光発電と小規模水力発電で賄っています。屋根上に設置した150kWの太陽光パネルと、敷地内を流れる渓流を利用した小水力発電設備を組み合わせ、クリーンエネルギーを安定的に供給。蓄電池システムの導入により、夜間や曇天時も再生可能エネルギーでの運営を継続できます。2027年までの完全再エネ化を目指しています。
深い森が育む清らかな水を大切に扱うため、雨水と湧き水の有効活用システムを構築しています。屋根から集めた雨水は専用タンクに貯留し、トイレや洗濯、庭の灌漑に活用。温泉の使用済み湯水は熱交換器で熱を回収した後、ろ過して植物への散水に再利用します。水消費量を従来比40%削減することに成功しました。
八王子の農家との直接連携により、食材の輸送距離を最小化しています。食材の90%は半径30km以内の農家から調達。季節の旬のものだけを取り入れることで、自然のリズムと共鳴した食の体験を提供します。施設内の有機菜園でも野菜やハーブを栽培しており、摘みたての味をお客様にお届けします。農家との関係は単なるビジネス取引を超え、共に地域の食文化を守るパートナーシップです。
杉林の豊かな生態系を守るため、在来植物の保護と回復プログラムを推進しています。施設内で確認された野鳥の種類は68種、哺乳類14種、昆虫類は300種を超えます。外来種の駆除と在来種の植栽を継続し、生態系の回復を支援。夜間の光害を防ぐため、照明はすべて下方向照射のLEDに統一し、夜行性動物の生活サイクルを守っています。
私たちの約束と、その実績
自らを律するため、年間目標を公開し、その進捗を定期的に報告することを約束しています。数字は誤魔化せない事実です。だからこそ、私たちは真剣に向き合います。
太陽光・水力発電の拡張工事が2026年Q3に完了予定。目標超過達成を見込む。
生ゴミのコンポスト化率100%達成。残る課題は建設廃材の再資源化。
八王子市内および隣接自治体農家との契約を拡大。目標を達成。
雨水再利用システムの第2期工事により、2026年末までに目標達成見込み。
ボランティア参加者と地元学校との連携プログラムにより、植栽活動を加速中。
車両のEV化(スタッフ送迎車2台)を2026年Q4に完了予定。残差縮小へ。
私たちの活動に共感し、支援してくださる方を歓迎します。
私たちの活動を支援する"Every tree we protect today
is a breath of life for tomorrow."
今日守る一本の木が、明日の命の息吹となる。
——夢織り杉の森、森林保全誓約 2026